■潜在意識と顕在意識
普段、我々は起きている時、脳を顕在意識が支配しています。
顕在意識は考える機能であり、意識全体から占める割合は約10%であると言われています。
そして我々が眠っている時、顕在意識も睡眠にはいり、潜在意識が顕著に現れます。
潜在意識とは主に右脳に属する”感じる”機能です。潜在意識の意識全体に対して占める割合は、約90%ととも言われ、この領域を活用出来れば、脳の処理を飛躍的に高める事が出来る、と考えている科学者もいます。
催眠状態とは、顕在意識も眠っているわけではなく、潜在意識が表面に現れてくる状態です。催眠状態は睡眠状態とは違い、顕在意識も眠ってはいないので、我々は普段と同じように周りの状況を知覚し、判断することが出来ます。科学的には、脳は起きている時β波を放出しますが、この催眠状態になるとα波を出します。この状態は、一般に非常にリラックスしていて、集中力が高り、知覚は鋭敏になります。
■悪い習慣
潜在意識はあなたの意識の大半を占めていますが、あなた自身ではコントロールする事が出来ません。過去に経験した事は潜在意識のデータベースに格納され、また似たような事が起こればあなたの体は意思とは無関係にその反応の例を潜在意識のデータベースから引き出して来ます。例えば火を近付ければ誰でもビクッと身じろぎます。これは幼少からの火に対する経験から来るあなた自身の積み重ねの結果です。例えば食後にタバコを自然と吸いたくなる人が沢山います。食後と喫煙が結びついたいい例です。この様に人は毎日の生活の中で身体的、行動的習慣を少しずつ蓄積させています。それがあなたにとって望ましい事だけではなく、望まない事までも、あなたは無意識の内に蓄積させているのです。潜在意識に刻まれた習慣は根強く、ちょっとやそっとでは、あなたの意志の力だけでは立ち向かえないでしょう。そこで、直接、潜在意識にアクセスする事が必要になります。
■催眠療法
催眠療法は、人工的に催眠状態を創出し、深いリラックスと集中力を引き出し、潜在意識に直接プラスのイメージを送り込んで行きます。
ここで一つ試してみてください。
目をつぶって、2つに切ったレモンを想像してください。
そのレモンの一つをぎゅっと絞って溢れ出る果汁を口の中に搾り出します。
この場面を想像してみて下さい。
どうでしょう、あなたの口の中、体の感覚、気持ち、何か反応したものはないでしょうか。
例えば唾液は出たでしょうか。
もし少しでも、あなた自身がこの想像でなにかしら反応したとしたら、それは現実のレモンが
引き起こした事ではなく、あなたの想像が引き起こした事だと理解出来るでしょう。
ここでは2つの事を経験出来ます。
潜在意識に刻まれた自分のレモンに対する行動がどういったものか、そして想像する事により、身体に現実を引き起こす事が出来る、という事です。
催眠療法はこの理論を用いています。
レモンを想像して引き起こされる現実。
これを今あなたが求めている事柄に当てはめて考えてみてください。
もしあなたが求めている事、という”現実”を引き起こす想像の引き金があったとしたら?
私はそのレモン探しをお手伝いします。
■催眠療法は無害です。
催眠状態とは顕在意識も眠っているわけではなく、潜在意識が表面に現れてくる状態です。
催眠状態は睡眠状態とは違い、顕在意識も眠ってはいないので、我々は普段と同じように周りの状況を知覚し、判断することが出来ます。
あなたが望まない情報はあなたの顕在意識がブロックしますので、催眠状態下で人を操ったり、その人が同意出来ない暗示を送り込む事は出来ません。
催眠療法士はあなたを操る事は出来ません。全ての主導権はあなたにあります。
催眠療法は、1958年米国医師会によって正式に承認されたセラピーです。
一般にテレビでの催眠ショーや、”催眠”という言葉の響き、昨今の映画などでの間違った解釈による題材などのイメージから、なにやらオカルト的な連想をされる方も少なくないと思います。上記に挙げたように、催眠の主導権はクライアント自身にあり、実際に医療の現場では歯医者さんや、産婦人科での痛みを和らげる分野でも応用されています。
また精神科や心療内科の分野でも催眠療法を取り入れて神経症に対処している方もいらっしゃいます。 |